ドイツ日記-東ドイツ博物館、ベルリン大聖堂-
学校のあと、東ドイツ博物館とベルリン大聖堂へ行った。
ドイツが西と東に分断されていたころ、
それぞれに独自の文化が発達していたようだ。
壁が崩壊すると、東ドイツの文化は衰退した。
この博物館には東ドイツの文化や生活について展示されている。
展示全体に親しみやすい雰囲気があり、生活雑貨なども展示されていた。
ゲームが体験できるコーナーがあった。数人の子供達が盛り上がっていた。
この博物館に来ている人は、どういった人たちなのだろう。
ドイツ人は東ドイツの文化についての展示をみてどう感じるのだろう。
ドイツ文化自体に馴染まないと、
東ドイツの文化の特殊な部分にはなかなか気づかない。
そのため、留学生や旅行客よりも地元の人たちがみると面白いのではないだろうか。
ライフスタイルに関しての展示もあり、
当時のベッドルームやキッチンが再現されており、たくさんの人で賑わっていた。
(人が思い思いにくつろいでいたので写真なし)
人がいない部分の写真は撮れた。
このくらいの部屋で本があれば、佳いひきこもりライフが送れるだろうな。
お土産コーナーにはチケットのバーコードをかざして入場した。
そのあと、もう展示に戻れないことを知った。
しかしそんなにボリュームのある展示ではなかったのでこれでよしとする。
写真はお土産コーナーにあるベルリンの壁オブジェ。
どうやら本物の壁らしい。すこし欲しくなってしまった。
私の後からやってきた英語圏の団体もこのオブジェについて盛り上がっていた。
すぐ近くにあるベルリン大聖堂も見ていくことにした。
荘厳な大聖堂である。
中はひんやりしていて、観光客もそんなに多くない。
全体の写真を撮るのがむずかしい。
パノラマ写真を撮ってみた。
たくさんのアーチに取り囲まれていることが分かる。
ベルリンの真ん中でひたすらぼうっと過ごしたい時に行くとよいだろう。
パノラマ写真からできたインタラクティブな360度写真も貼っておく。
しかし360度カメラで撮ったわけではないので天井が写っていない。
この大聖堂は天井がすばらしいのである。
天井は、大聖堂の他の部分よりも一段色彩が穏やかで明るい配色になっている。
水色と黄色をどうして選んだのだろう。空と光だろうか。
最上部には神々しい白い鳥が飛んでいるのが見える。
祈るような穏やかな気持ちになる。お気に入りの風景となった。
演奏会がある日もあるようだから、また行ってみよう。