休憩至上ism

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ドイツ日記-ホロコースト記念碑-

 

今日もなんだかんだ語学学校に行った。

学校に行ったほうが行動のスタートが早くなり1日が充実しやすいので一生懸命起きている。

 

ベルリンは国際的な都市であるから語学学校には色々な国から生徒があつまっている。このごろはクラスでコロナウイルスの話もちらほらでるようになってきた。

 

中国から来た生徒は咳をすると「ウイルスじゃないからね」と冗談を言い、イタリアからきた生徒はみんなが心配すると困るからという理由で家にいるようだ。

もともと8人クラスであり出席率もそう高くないため、3人程度で授業をうけたりする。これくらいの人数がまったりしていて私には向いているようだ。

クラスによって進捗はまちまちだが、感染を抑えるために来週に向けてオンラインコースへ切り替える用意が始まっている。

 

授業が終わり、今日はなんとなく美術館にいく気力がないので野外のモニュメントを見ることにした。

学校の最寄り駅からそんなに離れていなかったと思う。

駅からいたって普通の住宅街をあるいていくと突如としてこのような場所にでる。

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ホロコースト記念碑だ。

Google マップでは、虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑という名前になっている。

無機質で同一の直方体コンクリートが並んでいるように見えるが、

歩くにつれて高さは刻々と変化している。

 

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コンクリートの林の一番深いところではこのような風景がみえた。

このような人工的で直線的なコンクリートの質感は好きなはずなのだが、なんとなく同じ場所に留まれないような気分になりどんどん歩く。

ここに来ている人はそれぞれの散策の仕方をしているが、かくれんぼのようなことをしている人たちも見受けられる。


しばらく歩くとまた林が低めになり街にもどることができる。あいにく今日は地下の情報センターは開いていなかった。

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このモニュメントはニューヨーク在住の建築家ピーター・アイゼンマン氏の設計である。

ユダヤ博物館の「亡命の庭」で似ているコンクリートのモニュメントを見かけたが、そちらはユダヤアメリカ人の建築家のダニエル・リベスキンド設計であるようだ。

 

 

ユダヤ博物館の「亡命の庭」の写真

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ユダヤ博物館来訪についてはこちら

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