休憩至上ism

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東大制作展 2017-2020 振り返り

今日はオンライン開催されている東大制作展に行きました。

バーチャル移動にも慣れてきた...

オンラインなので、ずっと公開しておいてもよいような気もしますが、会期は3日です。

また、時間指定のある展示もあったりして、こういう不便さからリアル世界の展示を思い出して少し楽しくなりました。

 

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オンライン展示空間内は矢印キーで移動できました。

オンライン開催と聞いてただ作品が並んでいるサイトが用意されるのかなと思っていましたが、移動までちゃんと楽しめました。

(このごろ美術展になかなか行けなくてしおれ気味でした。ありがとうございます)

 

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作品一覧。

今年はUnityを使った作品がいろいろとありました。ディスプレイの奥に世界が広がっていて自分で操作して動けるのはやはり見栄えがします。

 

「居の中の蛙」の蛙は展示期間中にUnityの空間の中で、黙々と絵を仕上げていました。それをちょっと覗きにいくことができました。

蛙はこちらに構わず描き続けており、なんだかその態度と世界に癒されました。

展示期間が終わったあとも黙々と延々と絵を描き続ける蛙もほしい...心の支えになりそうです。

 

「大爆走!オーディオレーシング」は視覚を使わないレーシングゲームです。

音だけのゲームというのは、私もとても興味のある部分です。音だけで上手にゲームにする方法が思いつきにくいと思っていたのですが、このレーシングゲームは音が聞こえてくる方向を活かしていました。また頭の中にコースを思い浮かべたりすることになるので感覚間の行き来を認識しやすくて、よい着地点のように思いました。

 

 

「ぼやける境界」はとても美しかったです。動画をみる前に紙を折ったりして少し準備するのでなんだろうと思ったのです。紙を山型に折った部分がディスプレイからでっぱることになるのですが、その部分に光が集まるとそのでっぱりもディスプレイの一部になっていくのです。ディスプレイとディスプレイの外、展示空間と普段の部屋の境界が曖昧になっていく。コンピュータで作るもののアウトプットがコンピュータの中でも外でもなくて中間にあり、とても珍しい鑑賞体験になりました。

 

 

他の作品も、最後のまとめ「感情の写像」もすべて見ました。

今回も良い日になりました。東大制作展2020の感想でした。


https://www.iiiexhibition.com/

 

 

 

よく思い出してみると、大学に入ってから4年間連続でこの展示に行っていました。

他の年のことも思い出してiPhoneから写真をみつけて貼っておこうと思います。

 

2019年11月 東京大学制作展 2019 ああ言えば、こう言う。こう言えば、どう言う?

http://iiiexhibition.com/log/i3e19/?_ga=2.73460820.752733830.1593958746-1659227935.1593958746

 

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ディスプレイ上の油絵が上から出てくる水に反応して溶けます。

機械学習の応用でしょうか?とても面白いです。水鉄砲とか撃ってみたいです...

 

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ikiiki

体験者の息により風車が動きます

 

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emolingual

たくさん遊んでしまいました...普段からこれでコミュニケーションを取れば平和になりそうですね

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この大きなキーボードは作ったのでしょうか...見ているだけで楽しいですね 

 

 

2018年7月 東京大学制作展Extra 2018 Dest-logy

https://www.iiiexhibition.com/log/iiiEx2018/

 

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あじさいの季節でした。

あまり把握しておりませんでしたが東大制作展というのは毎年7月と11月に行われているらしい...

 

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看板

 

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VR Piano Visualizer

ピアノを弾くとその音の高さとか長さによってVR内に様々な魚が飛び出します。

関係者の方がピアノを弾いてくださいました

 

 

 

 

2017年11月 東京大学制作展 2017 “WYSIWYG? – What You See Is What You Get?” 

http://iiiexhibition.com/log/i3e19/?_ga=2.182733664.752733830.1593958746-1659227935.1593958746

 

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銀杏の季節でした。

 

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看板

 

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たいやきばたばた

たいやきがばたばたしていました。結構立ち止まってみている人が多かったです。

 

 

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bryophytes.io

コケの3Dプリンタ...! こういうのが動いているお家に住みたい...それがどうしてなのかはよく分かりませんが...

 

 

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動Ku光

ダイナミックに干渉できて楽しいです

 

 

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Into the Womb

胎児の体験ができるVR作品です

 

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Χ(r/n)os

とても綺麗な時計...。1分ごとにアクリルの棒が組み変わります。

これをうっとり眺めながら制作展に来てよかったなと思いました。

 

 

 2017年は、夕方に工学部2号館9階の窓から写真を撮ったみたいです。

https://twitter.com/GingaSystem/status/932457796817248257?s=20