ドイツ日記-ロンドンのマーケット&テートモダン
ロンドンでも桜のような花を見かける。
今日は妹とロンドン市内の探索へ行くことにした。
ロンドンらしい曇り空。エッフェル塔をよわよわしくしたような建造物がみえる。そもそも建造物と呼んでいいのか、詳細は不明である。
バスに揺られロンドンの中心より少し東へ向かう。
ブリックレーンサンデーマーケットへ到着。
華やかなカップケーキが並んでいる。きらきら光る銀の粉が散りばめられているものもあった。
ブラウニーなどの焼き菓子。3ポンド程度で、そんなに安くはないけれどどれも濃厚そうで美味しそう。vegan peanut butter brownieというものがある。
イギリスに来てからどこへ行ってもVegan用の食べ物がみつかる。スーパーのサンドイッチやお惣菜であってもたくさんのVeganメニューがある。選択肢があるのは良いことだと思う。
以前2年間程度、ちょっとしたベジタリアン生活をしてみたことがあった。そのときでさえ人とご飯を食べるときにお店やメニュー選びがけっこう難しかった。
Veganとなればなおさら難しいだろう。(Veganは卵・乳製品・はちみつなども摂らない)。
世界中の食べ物が集まっていて、食べたことのないものが多いのでどれを食べてみるか決めるのに困ってしまう。
このお店はどこの国の料理か分からないけれどご飯にかける3種類の具材があり、
お店の前でどうしようか迷っていると3種類ぜんぶ乗せることもできるよと言われたのでお願いすることにした。
少し移動して、屋内で落ち着けるスペースがあったのでそこでご飯。妹の選んだパエリアもとても美味しかった。
ご飯を食べ終わって、この街をもう少しじっくり探索することにした。
目に留まったカラフルなカリフラワー?の作品。
アトリエのような販売所のようなところに入ることもできた。
こういう珍しい作品、そしてまた色が選べるものとなるとつい買ってしまいそうになるから危ない。
しかしまだ旅は序盤である。いろいろ見ていこう。
インスタなどもやっているようだったので名刺のようなカードを貰ってきた。
Adrian Boswellという人らしい。
https://www.instagram.com/adrianboswell/?hl=en
この町は小さなお店が密集している。入り込んだところにまた広場があったり地下にいけたりする。
なかなか全体を把握できず、そこが面白かったし、もっと詳しく探索したい気持ちになる。
雰囲気のよい雑貨店がおおく、宝物探し気分を味わえる。
手作り商品がメインの一画もある。
原石とルースの間のような仕上げの石のついた指輪である。あまり見たことがなかったので立ち止まった。石もひとつの指輪に3つも付いていたりする。
色の組み合わせや金属と石の質感が楽しくてずっと見てしまう。
これは葉脈のペンダントトップ。秋物の服に合わせてみたい。
細かく作り込まれた飛び出す仕掛けのポストカード。
お誕生日などにお手紙を書いて贈ったら喜んでもらえるかもしれない。
少し移動するとこのような量り売りチョコレートのお店もみつけた。
本当に種類がたくさんある。ヨーロッパに到着してからというものチョコレートが美味しくて困っている。
店内に袋が置いてあったがいろんな種類をそこに詰めて良いのか、別々に詰めるべきなのかとか値段がはっきりしていなかったのでみるだけにしておいた。
良い子の読者たちは勇気を出して聞いてみよう。
たくさんの古着屋も探索して、コートなどを羽織って試着したりもできた。
イギリスのマーケットにはいろいろな種類があるので下記の記事などを参考にして行ってみてほしい。
マーケットを満喫し、そろそろ店じまいのようなので移動することにした。
歩く道の途中にあったセントポール大聖堂と桜を一緒にとることができた。うれしい。
行き先はテートモダンという美術館である
テートモダンに到着。実は昨日行った国立劇場とそんなに離れていない。
18時に閉館なのでそこまでゆっくりと見ることはできない。
入ったところにある、大きな噴水。一見クラシカルなものに見えるが水の中にサメが泳いでいたりする。ここは近現代美術館なのだ。
イギリスの国立美術館の常設展は無料のようでチケットを買う必要がない。
妹はすでに常設展を見たことがあるようなので別行動とし、妹は特別展にいき、私は常設展へ。
さくさくと鑑賞する必要があったので作品の写真は少ない。
美術館を移動する中でこんなディスプレイをみかけた。
中央の半直線が時間軸(年代)になっていてそのあたりの時代に関係のある美術用語がその線に向けて降ってきている。
気になる用語を指でタップすると言葉の意味や関連作品をみることができる。
定期的に時間で切り替わり、文字だけではなく絵も降ってくる。
このパネルでは直感的に気になった絵の情報をみることができる。部屋にあったら延々と遊んでしまいそう。とても良いユーザーインターフェースであると思った。
大学院ではこういうことを研究したいような気もする。
目に留まった作品も少し乗せておく。
ひんやりと洗練された感じがして、なんとなく東京の街や現代美術館を思い出す。
これは大量のラジオが使われたインスタレーション。
人々は楽しそうに鑑賞していた。
閉館15分前にミュージアムショップに行くと中にお客さんは居るものの、もう入ることが出来なかった。
妹によるとイギリスのミュージアムショップのグッズは作り方が上手らしい。ということで私は店の外でしばらくいじけていた。
メインのミュージアムショップではないかもしれないが、テートモダン内の他のお店はぎりぎり開いていた。
色に関する本のコーナーの写真を撮った。原研哉氏の「白」の英語版もある。
このお店で初めてアリスの品物を見た。図書カードのようなものだった。現代イギリスではそんなに不思議の国のアリスの人気があるわけではないのかもしれない。
テートモダンのローマ字ポスター(AからZまでがいろいろなデザインで描かれている)を買えば良かったかな。
東京の自分の部屋に飾っている冥王星ポスターカレンダーは2016年のものである。
おまけ:Waitroseというイギリスのスーパーのヨーグルト。
Waitrose,たぶん日本でいうと成城石井みたいなものにあたるのかなと思う。
Lemon curd と honey & stem ginger yogurt