今日は2作目の絵を描く日.
自分が何を描きたいか分からない.
分からないから美術系の習いごとを始めてみたというところもある.
地層を調べるために,何か長い棒を差し込む感じですね.
(そんな調査方法あったっけ)
何をしたいか,それはまだ分からないのだけど,
美術館でも教室でも人の描いた絵に驚くことが明らかに増えた.
構図,そしてテーマ...
今回は筆と溶き炭を使って描く.
コンテより細かくなくて,勢いや流れがあるものを描くのがいいかなと考えた.
魚の尻尾は筆で描くのに向いている気がする...外は灼熱だし...魚は涼しげでいいかもしれない.
石版の大きさより少し小さい枠を画用紙に描き,その中に下書きをした.
それから「ベンガラ」を用いてその下書きを石板に写すことを教えてもらった.
ようはカーボン紙みたいなものを自作するってことみたい.
ベンガラという朱色の粉を薄い紙に塗って,塗ったほうを石版の側にして置いて,その上に自分で描いた下書きをおき,上からボールペンでなぞる.
石板に絵が写った.
コンテと筆で清書する.
石に描いた絵は消せないので集中力が求められる.
絵の完成〜
月の上に跳ねるきらきらの熱帯魚です
この時点で16時なので,第一次製版だけして帰ります!
前回やった時はメモをとってなくて忘れてしまったので,
もう一度先生と一緒にやります.
第一次製版メモ
・黄色の粉(レジーヌ)と白の粉(タルク)を用意する
・黄色の粉をハケで軽く石板に塗ってならす
・白の粉をハケで軽く石板に塗ってならす
・アラビアゴムを必要な分(小さいおたま一杯くらい)とる
・アラビアゴムに硝酸を2〜3%混ぜる (今回は2,3滴だった)
・石板の端に試し塗りして,泡がすぐに立たないくらいの酸の強さだったらオッケー
・石板の絵の部分にアラビアゴム+硝酸を塗る
・少し硝酸を加えてそれを絵の外側に塗る
・汚れ防止のため,石板にロール紙をかける
・24時間以上おく