リトグラフ教室2回目
絵を描けないまま教室に入ってしまったし,
描きたいものもとくにしっかり定まっていない.
手を動かしてそれを掘り起こしていく一年間にする.
前の晩に描いた絵はこちら
もふもふのトリ(丸の内に佇んでいる設定)
もふもふのトリは自画像かもしれない
羽根図鑑を見ながら描いたオオルリの羽根.
小学校のころは「鳥博士」だったし,自由を感じるから鳥の羽根が好きだ.
今回は夏らしく夏鳥であるオオルリの羽根を石版に描くことにした.
まだよく分からないがリトグラフの性質上,濃淡のある図面の方が絵にしがいがあるようだ.
リトグラフ用のコンテで石版に描いていく.
油分に反応して版ができるので,石版に手をついてはよくないし,消しゴムで消すこともできない.コンテは1番がいちばん柔らかく,5番がいちばん硬い.
濃くしたいところは柔らかいねっとりしたコンテを使う.
硬いコンテでさささと塗っていたら,
先生に「もっとゆっくり,ゆーっくり」と教えていただいた.
石版の目に染み渡らせるように.
2時間くらいかけて,絵を完成させた.
このあと,硝酸とアラビアゴムの混合液を塗って第一次製版した.
ここで24時間ねかせる必要があるから今日はここまで